念願のオリジナル手帳を作ってみた。

オリジナル手帳

デジタルツールも好きですが、スケジュール管理に関しては、スマホの小さい画面でひとつひとつタップしないと中身が見えない状態より、パッと見開きでわかりやすい紙の手帳が好きです。

なので、スケジュール管理・タスク管理・目標管理などを手帳でやりたいけれど、なかなか自分好みの項目・見た目が揃っている手帳はなく、いつかオリジナル手帳を作れたら…って思っていました。

目次

今、オリジナル手帳を作ろうと思ったきっかけ

日々のスケジュール管理については、さまざまな手帳があるので、「今はこれが合っているかな」と思えるものに落ち着きました。(今は高橋書店のtorinco 6。タスク管理はデジタルツールでNotion)

それでもオリジナル手帳を作ろうと思ったのは、自分の言語化力を高めるためと、日々の過ごし方を良くするために、毎日振り返りをしようと思ったのがきっかけです。

どんな振り返りかというと、KPAT法での簡単振り返りと書籍『書く瞑想』を参考にした毎日の振り返り。

これを、1日1ページタイプの手帳に書いていたんだけど、毎日項目を書き出すのが面倒に感じてしまったんです。(項目を書かなくてもいいかもしれないけど、私は項目アリが好きでこだわりたかった)

そこで、Excelで自作して、印刷して書いていたんですが、やっぱりペラペラの紙で貯まっていくより、冊子としてあるほうが気分が上がる…そんなふうに思ったんですね。

そこで、ずっと気になっていた製本サービスを利用してみることにしました。

1冊から頼める製本サービス

その製本サービスはこちら『製本直送.com』。

作成ガイドや入稿ガイドが丁寧なので、初めての手帳づくり・製本依頼でもあまり戸惑うことはありません。

原稿づくり

まず、原稿はExcelはやめて、Wordに変更。

これは、Wordのほうが罫線の太さの調整ができたからです。(手帳としてはExcelのほうが作りやすいな、と感じています)

そして、作成ガイドを参考に作り始めました。

まず、「これから原稿を作成される方」を選択して、コースを選択。

私は、表紙もオリジナルにしたかったけど、すごい凝るわけじゃないから、「表紙自動コース」を選びました。

表紙自動コースは、1ページ目と最終ページが自動で表紙・裏表紙に設定されるもの。表紙作成コースは、本文とは別に用意が必要で、ガイドにはイラストレーター・フォトショップ・ブックジェネレーターの3通りでの作り方があります。

「次のステップへ」で進むと、具体的なアドバイスがしっかり出てきますし、Wordのテンプレートファイルもダウンロードできます。

一番気になる余白は、指定されている最小の余白で設定。(画像があると注意が必要なようです)

作成し終えたら、PDF化ですが、Adobe Acrobatでやろうとしたらガイドどおりのメニューが出てきませんでした

Mac miniを使っているのですが、Windowsじゃないと出てこないメニューだったんですね。

別途、調べてMacでもできそうな説明を見つけたんですが、失敗したくなかったので、PDF化はWindows PCでやることにしました。

Adobe Acrobatがない場合の説明もあるから安心してください!

入稿する

入稿ガイドを参考に、入稿します。

「表紙自動コース」をクリックして、再度、注意事項をクリアしていることを確認したら、STEP1を読みながら順番に進んでいきます。

ここで一番悩んだのが、「用紙の種類」。

本当は、事前に用紙サンプルを依頼して、確認してからが確実なのでしょうが、もうワクワクが止まらなかったので、「04 – 書籍用紙【汎用】(菊判47.5kg)」を選びました。

  • 真っ白がよかった
  • 軽い仕上がりがよかった(重量)
  • 書き込みやすい用紙がよかった

というのが理由です。「用紙の特徴を見る」というリンクをクリックすると、特徴の表が表示されるので参考になります。

あと、綴じ方は、書き込みやすいように「中綴じ」にしました。

注文後のドキドキ…

オプションでお急ぎ便が選べるのですが、仕事で急いでるわけじゃないので「普通便」で注文。

お支払い完了の翌営業日から3〜6営業日で発送とありましたが、実際のところは…

  • 9月11日に注文・支払い完了
  • メール返信で9月20日までに発送予定とのこと
  • 発送完了連絡が9月19日(ネコポス利用)
  • 9月20日に到着

という感じでした。

発注直後は、ワクワクしすぎて「やっぱりお急ぎ便にすればよかった!」と思いましたが、発送完了連絡が来るころには、注文したことをちょっと忘れていました。

オリジナル手帳を使ってみた感想

到着したときは、ワクワク最高潮で、さっそく当日の日付を記入。

書き心地はよかったです。ただ、私の手帳としての理想の用紙「コクヨ オリジナル用紙 MIO PAPER」までの満足度は…でも、これは贅沢な悩みですね。

オリジナル手帳の用紙は書きやすいのですが、若干、ペン先が重い感じがしています。MIO PAPERは、スルスル感がいいんですよね。

実際の中身はこんな感じです。

「書く瞑想」を参考にした部分は、書籍に出てくるそのままの単語で見出しをつけているんですが、ここもオリジナルにしたいなぁと思い、次回注文用のデータは変更済みです。

印刷もキレイだし、文字の大きさもイメージどおりだし、満足度はかなり高いです!

気になるお値段は…ページ数 48ページ、用紙サンプル66円も注文して、送料込みで 843円。安い!

送料は1回の注文の全製本冊子の合計ページ数で決まり、300ページまでは330円だから、次回は部数を増やして注文しようと思います。

まり子

あとは振り返りを継続するだけ…!

私は日々の振り返り以外にも、Granviコミュニティで第一月曜日に「ジブン会議」というのをやっています。

先月の振り返りと今月の目標設定・タスクの洗い出しとスケジュールのブロックなんですが、スケジュール用の手帳の後ろにあるノート部分にフォーマットを手書きしてやっているんですね。(コミュニティメンバーの方にはA4のPDFで提供しています)

それも冊子化しちゃおうかな…なんて思い始めました。

でも、そこは手帳と一体になっているほうがいいとも感じているので、難しいところです。

数年前、「いつかマイ手帳の開発を」と知人に話したことがありましたが、ちょっと夢が現実化してきたかもしれません。

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