ライフデザインラボ様主催『「参加しやすいオンライン講座」ってどんな講座?勉強会』の講師を務めさせていただきました。
2021年6月30日にKosha33ライフデザインラボ(横浜市中区日本大通)で開催された『「参加しやすいオンライン講座」ってどんな講座?勉強会』の案内役(インスピレーショントーク&ファシリテーター)にご招致いただき、務めさせていただきました。
【日時】2021年6月30日(水)10:00-12:00
【開催方法】オンライン開催(Zoom利用)
【参加人数】約15名(後日視聴を含む)
【内容】
リアルで集まりにくくなった昨今、講座やイベントのオンライン化に踏み切る企画者も多いと思います。一方で、オンライン講座に参加するのが苦手という参加者の声もあります。
オンライン講座は、リアル開催と比べて場所に制限されず開催できるのがメリット。苦手な人もスムーズに参加してもらえるように開催していきたいですね。
オンライン講座を開きたい人、すでに開いている人を対象に、不安や疑問を打ち明け、より良いオンライン講座を開催できるように知見を持ち寄る勉強会を開催します。
まだまだ発展途上の「オンライン講座開催」のノウハウ。勉強会では、参加者に安心して参加してもらうためのポイントなどをお知らせし、参加者から持ち寄られたコツをまとめていきます。
案内役を務めるに際して
私自身は、現在のようなオンライン事情になる前から、妹が海外移住していた時期があったり、私自身も元夫の海外赴任に帯同していた時期もあったりで、オンラインコミュニケーションツール(当時はskypeが主でした)には慣れていました。
Zoomを使い始めた時期も、このようにリモートワークがクローズアップされる前からなので、今の流れにもあまり戸惑うことなく対応はできたのですが、その分、オンラインツールを初めて使われる方や苦手と感じている方への配慮に気を配れていなかったなぁと思います。
このお話をいただいて、私を含め、オンラインで場づくりや発信をされている方・しようと思っている方が、十分な配慮と準備でイベントを開催できるよう、そして、参加される方が安心して積極的に「参加しよう!したい!」と思ってもらえるよう、お役に立てるような勉強会にしたいと思い、準備しました。
参加者目線から考える
この勉強会の参加者は、ご自身がオンライン講座(オンラインでの場づくりや発信)をされている・しようと思っている方です。
主催側が集まると、主催側からの視点に偏りがちになると思ったので、まずは全員、参加者目線になって考えてもらうことから始めました。
『勉強会』なので、みんなで一からわいわいとディスカッションして、『参加したい講座』を考えるのもアリですが、綺麗事に終わらず、よりリアルに近づけるためには、実際の体験が一番です。
参加者全員に「実際にオンラインイベントに参加しようと思ったときの理由」「参加と戸惑ったり、やめたときの理由」をお話しいただきました。
私からも実体験とインターネットでリサーチした内容をインスピレーショントークとしてご紹介しました。
リサーチした中には、参加しなかった理由として「自分の部屋を見られるのに抵抗がある」なんて意見もあり、私も「なるほど…」の連発でした。
主催者目線で考える
次に主催者目線で考えてみました。
まずは私から、自身の体験談と昨年度にライフデザインラボで開催した『コロナの中での活動 工夫したこと情報交換会』からオンラインヨガを主催されている方の工夫点をご紹介しました。
私は、スライドを使って座って受講いただくものや、個人的な相談というオンラインの使い方しかやっておらず、動きのあるヨガでのオンライン講座の事例は、とても参考になるものでしたので、ピックアップしてご紹介。
そして、次に、いままで実際にオンライン講座を主催した方を中心に発表していただきました。
ここでも実際の体験談は、「そんなこともあるのか…!いや、たしかにありえる。」なんて驚きつつも納得するものが多く、それらにどう対応するか…と盛り上がりました。
想定しうるトラブルへの事前準備、準備はしていても起こってしまったトラブルにどう対応するかなど、全員のひとこと、ひとことが勉強になります。
最後に
そして、最後に、オンラインでもリアルでも大切なことをお伝えしました。
オンラインならではの注意点や工夫点はもちろんあるんですが、この勉強会を準備しているときに再認識したのは『根底にあるものはやっぱりコレ』というものです。
このように、今回は『勉強会』という形式を取りましたが、グループに分かれてのディスカッションなどは行わず、全員の経験とアイデアを発表し合うことがメインとなりました。
ディスカッションも行うととても満足度の高いものになりますが、今回目的としているのは、それらを反映させた『よりよいオンライン講座づくり』です。
全員の声を漏らさず拾い上げ、それをフィードバックさせていただこう、そう思ってこのような形にしました。
そして、勉強会後にみなさんの声をまとめた『オンライン講座 企画・開催チェックシート』をプレゼントさせていただきました。
それだけでなく、以下の3点も付けて…!
- 『根底にあるものはやっぱりコレ』をカバーできるイベント企画書のテンプレート
- イベント当日前に、参加者がご確認いただけるオンライン参加時の注意点小冊子
- イベント当日、開催待ち時間にオンライン画面に掲載しておけるZoomログイン時のご案内シート
編集可能なテンプレートでお送りしたので、ご活用いただけるとうれしいです!
余談ですが、「この勉強会の資料はどうやって作ったのか?」というご質問もいただきました。
このライフデザインラボのプロジェクトで、私の前に「SNS時代に必須のアイキャッチデザイン」という講座をされた柴崎久美子さんの影響で、私もCanvaで資料を作ってみたところ、好評でした。(柴崎さんの講座のレポートはこちら)
導入部分だけご紹介しますね。(勉強会時は音楽は無く、自分のタイミングでスライドを次へ進めています)
Canvaは機能が豊富なので、毎日一度は開いている気がします。いろんな使い方をご紹介したいですね。
そして、今回のイベントは、ライフデザインラボでも素敵にレポートしていただいています。
その中には、とてもうれしい参加者のみなさまのご感想も…!
ぜひ、そちらもご覧ください。
また、ライフデザインラボでは、引き続き『ラボで一緒に学ぼう!「場づくりと発信」つたえる つながる 誰かをエール!』というプロジェクトでイベントを開催されています。
ご興味のある方は、プロジェクトページもご覧くださいね。